hanamauii film recording

film no.05 「Lainy J Groove」

粗暴なアーバンソウル in JAPAN!Sly & The Family Stoneに憧れた、よく食べる。よく呑む。よく笑う。そんな4人が開き直ってDAN­­CE TO THE MUSIC!最先端ネオアフリカン的DEEPでPOPで結局ROCK!pnuma trioやNew Deal など数々のjam/electronica 系海外アーティストのツアーサポートを勤め、2010年7月にEP"f.VACATI­O­N"をリリース。同年12月に会場限定EP “December Doughnut"リリース。京都大作戦、舞音楽祭、渚音楽祭、SUN SET LIVE、ボロフェスタなどなど数々の野外フェスで話題と歓声をかっさらう。その勢いで2013年満を持しての1st ful alubm "ONSEN~source of sound~"リリース!!世界中を食べ尽す!!

official website:http://www.lainyj.com/

朝から雨が降っていたため、当初予定していた現場が使えないという紆余曲折を経た結果、カポエラ道場で撮影をするという展開を誰が予測できたでしょう。身体性が爆発しています。「ファンク」と「露出」はとても相性が良いということを学ばせて頂きました。いつまでもそのままで。

藤崎健太郎(写真家)

film no.04 「bed」

bedは、usインディーロックバンドのもつ繊細さや実験性と、日本に脈々と流れるオルタナティブアンダーグラウンドの反逆性を持ち合わせつつ、全く新しい己の音を確立した、京都のオルタナティブバンドの最右翼である。コンスタントにリリースや自主企画をつづける中、楽曲の振り幅も作品ごとに更に広くなり、ジャンルの枠を飛び越えてリスナーを拡大している。

・bed information

blog.livedoor.jp/bedfromkyoto/

d.hatena.ne.jp/diarytree/



film no.03 「島津 田四郎」

「それは10分間ほどのことだったと思います。ライブの終了後に撮影をさせて頂けることになり、使われていないフロアを片付けてマイクをセッティング。『僕も四国出身です』という短いやりとりの後、1曲だけ演奏してもらいました。

撮りながら気付いたのは『笑いながら歌っている』ということでした。ひとりも観客のいない、蒸し暑い現場で、笑いながら歌う田四郎さん。もしもそれが、歌の世界から現実の世界に向けられた笑いであるならば、今夜も音のある現場で飛び交っている、聞き慣れたいつもの言葉『クオリティがすごいです』『完成度が高いです』『世界観があります』という概念に削られる以前の領域が確実に存在することを僕に示しています。

人間と音楽の関係、そして『向こう側の事実を連れてくる』という撮影行為のもつ可能性について、考え始めるきっかけを与えてくれた貴重な時間でした。」

藤崎健太郎 (写真家)




「香川県高松市でのライブ。いちばん前の左側にオールド・スクールっぽい、ジャージを着た男の子が見てた。ライブが終わり、ステージを降りるときに手渡されたテープが 『島津田四郎作品集』であった。もちろんそのジャージの男の子本人の作品。

移動中のバンドワゴンのなかでそのテープを聴いたが、あまりのグルーヴィさに事故りそうになる。ブラジル人の持つ(たとえばジルベルト・ジルやムタンチス等の)奇妙さに通じる、あくまで土着的なファンキーさ。

曲には名前をつけないらしい。ふむふむ。」

曽我部恵一(音楽家)



・official website

http://www.shimazutashiro.com

film no.02 「青谷 明日香」

「彼女を最初に観たのは、バンドminjahにて活動していたときだった。当時はオーセンティックなスタイルをベースにしたレゲエ色の強いアプローチで非常に歌に引き込まれたのを覚えているが、今回のソロアーティストとしての『青谷明日香』からはバンド時のグルーブ感や、ジャマイカンミュージックからの影響というよりも、生々しい、素の一人の女性としてのパーソナリティを感じる事が出来る。

今回収録させてもらった『異端児の城』も、幼少期の生活をきりとったかの様なノスタルジアを感じつつも、心の奥底に共鳴する現在の音楽として、深く心に響きつづける。」

kazutaka miya  (music studio hanamauii)



・profile

キーボードかついで街から街へ。旅する吟遊詩人、青谷明日香。
郷愁あふれる田舎の風景から、哀愁ただよう都会のビルの風景まで
様々な主人公の物語を歌い紡ぐ。
笑いあり涙あり、じわじわと感情ゆさぶるステージで
じわじわと信望者を増やし続ける。
FUJIROCK FESTIVALに2011年、2012年と2年連続出演。


2006年 弾き語りとしての活動をスタート。
2010年 1stミニアルバム「さようならくじらぐも」リリース。
2011年 1stアルバム「夜はミカタ」リリース。
2012年 2ndアルバムにしてピアノ弾き語りアルバム「異端児の城」リリース。

・official website

http://aoyaasuka.com

film no.01 「Turntable Films 」

「これまでに『ボロフェスタ』『みやこ音楽祭』『京都大作戦』といったフェスに参加したり、second royalからフルアルバムを発表したりと、地元京都から全国に向けて大きな存在感を発しているバンド、Turntable Films。

彼らとの初めての出会いは、公○食堂の前身とも言えるcafebar大会でのライブイベントに出演してもらったところからでした。アメリカントラディショナルな音楽性をルーツにしつつも、全く古くささを感じさせずに今の音楽として表現しているスタイルに、初めて観た時は非常に衝撃を受けました。

そして今回記事を書くにあたって改めて彼らの音楽を聴き直して思うのは、一度聴いた事のある曲は全て忘れていないという、尋常ではないポップさがある、ということ。また、いわゆるJ-popであったり、日本のロックの中からはあまり感じられない、大陸的なスケールの大きさを感じつつも、彼らのホームグラウンドである京都に昔から脈々と流れるフォーキーさやサイケデリックな要素もしっかり感じられるところに、彼ら自身が彼らの音楽を、いかに日々’京都’という土地で真摯に追求しているかがわかる」

kazutaka miya (music studio hanamauii)

 


・profile

井上陽介(Gu)、谷健人(Ba)、田村夏季(Dr)による3人組バンド。

今回撮影させてもらった ‘Bye Bye Love’ は、自主制作CD 「Turntable Films」に収録。現在CDは廃盤となっており、ダウンロード盤としてbandcampにて購入可能。

http://turntablefilms.bandcamp.com/album/turntable-films-1st

2012年4月には、Second Royal Recordsより1stフルアルバム「Yellow Yesterday」を発表。こちらは現在ライブ会場や各CDショップetcでの購入が可能です。



・official website

http://turntablefilms.com