3月からずっと一緒にレコーディング作業をしていた、
の全録音が先日終了しました。
もともと僕がやっていたイベントスペース『大会』で、
いいアーティストはいないものか、
とmy space巡りをしていたところ出会ったのが広田君。
そのころはバンド活動ではなくギターの奥野君と二人で演奏していて、
ユニット名とかも無く広田勝紀という名前で活動していました。
今は、そこにベースの山田くんと、サポートドラマーやキーボーディストも携えて
バンド「hotel chloe」として活動しています。
ヒットチャートの上位に登ってくるアーティストにも退けを取らない歌の存在感と声質、
話してみると天然で愛嬌のあるキャラクターに、
ファンになってずっと応援しています。
彼の様に、こういういいやつだからこんなにいい音楽できるんだろうな~
という人はすごく好きです。
やっぱりアーティストって演奏力や豊富な知識量とかではなくって、
どれだけその人が人間的に個性があるか、
というところが表現の魅力につながると僕は思っています。
日本語の歌詞の歌では王道のポップス〜ロックミュージックを聴かせ、
ブルーズ~フォーク~サーフミュージックなども自然に消化できていかっこいいです。
英語を歌わせたらネイティブの人みたいっす。
前に一緒に作品を作った時は、
自分たちで録音した音素材を僕がミックス&マスタリングするという行程でした。
→田舎にある空き家で録音したり、
山で生の虫の声をバックに弾き語りをしたり、広田君の自宅で一発録りしたり、
バンド演奏もあったり、最高に楽しみながらミックスしました。
ギター奥野君のサウンドディレクションには勉強させてもらうことも多かったです。
そして今回の音源は、
主にバンド録音主体で、僕がレコーディングまでを行い、
ミックスとマスタリングはレーベルの方が行う、という事に。
レーベル元のArt Yardは大阪でイベントスペースとして出演している人も僕の周りでは多いのですが、
元々はフリーマガジンから始まり、
現在はweb上で数々のすばらしいアーティストを紹介している情報発信メディアとしても、
大変有名なところです。
今回のインタビューページでも僕の仲の良い人が何組も出てます(笑)
もちろん手を抜く訳にはいかない!ということで張り切りました。
まずはリズムレックの日、ということで、
リズム隊録音。
ドラムはゲンちゃん(写真右)
ベースは山田君(写真左)
真ん中のマスクの人が広田君です。
ちなみに広田君はレコーディングが始まると実家で売っているおいしい和菓子をいつも持って来てくれます。
ドラマーのげんちゃんが四国在住ということもあり、
この日にベースの山田君とともに全部リズムベーシックの録音は済ませてしまおう!
という計画。
作業はいい感じで済み、げんちゃんの暴れドラムも炸裂。
山田くんはすごいバランス感覚でベーシストの僕としては頭が下がる思いでした(笑)
*しかしこの後ヘッドフォンから漏れていた12khzkと9khzの高音の抜けがすさまじいクリック音を
ドラムのトップマイクが拾ってしまい、うまく消すのに若干苦労しました。。。
いい経験になった。
ギター録音、キーボード録音、歌録りコーラス録りとまだまだ続くのですが、
今日はこの辺で。。。なんせ10曲録った!ので。